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2009年09月22日

関ヶ原の合戦 西軍MVPは?

先日、あるTV番組で歴史好きの一般人を集めて、関ヶ原のMVPを決める番組がありました。

まず最初に西軍のMVPについて議論をしていましたが、しばらく見てチャンネルを変えました。

というのも、西軍のMVPに対し名前が挙がっているのが石田三成、島左近、大谷吉継等々で私の思うMVPはいませんでした。

石田三成は身分不相応の総大将(代行)であるにも関わらず、他の大名の献策を全て却下しているというあり得ない状況。
自分の腹心の島左近も家康奇襲策、暗殺策を献策するが全て却下。
理由は卑怯な手は使わないとか訳の解らない理由。

この人は本当に戦をしに来たのだろうか・・・。

そういうのを「宋襄(ソウジョウ)の仁」(宋の襄公が敵兵が川を渡って攻めて来た際に川を部隊の半分が渡ったところで攻めるべきという兵法に叶った部下の進言を「王者はそんな卑怯な手は使わない」と言って取り上げず、完全に渡河し、布陣を終えた後に戦を挑み負けた故事に由来する)と言います。

結局三成は、島津が献策を却下された事にへそを曲げて関ヶ原では退却の際の中央突破以外動かないという事態を引き起こしてますよね。
(肝心の合戦中は全く動かなかった。)

三成は頭は良いが経験が不足していたので、戦は何をしても勝つべきとう泥臭さが無さすぎたといえます。
まあ、ある意味好感を持っている武将ですが、総大将の器量が無かったのは確か。

島左近はあまりにも退場が早すぎ(合戦が始まってすぐに戦死。)で、活躍というほどの事はしていない。

もちろん生存説はあるが、生き残っていたのであれば三成の陣に行き、参謀として働くべき。

MVPには挙げれないと思う。

大谷吉継は小早川秀秋の裏切りを早くから察知(三成も)していたのであれば、合戦の前に手を打つべき。

もちろん、最後まで死闘を演じた吉継に対しては流石と思いますが・・・。(好きな武将ではありますしね)

小早川の裏切りで戦局が東軍有利になったので赤座、小川、朽木、脇坂の裏切りを引き起こす訳ですから・・・。
「疑わしきは用いるな。」という言葉もあるので最悪、参戦させない手はあった。

もちろん、関ヶ原前の北陸方面ではかなりの活躍をしていますよね。
吉継の働きで前田利長が参陣できなかったわけですから、名将の名に恥じない働きは十分してますが、MVPには少しつらいと思います。
(関ヶ原に参陣した武将の中では1番と思いますが・・・。)

負けた西軍に対してMVPを議論するのもナンセンスですが、私としては強いて挙げるとすれば真田昌幸以外に考えられないと思います。

徳川の主力である秀忠軍(約三万八千の軍)をわずか二千五百の手勢で上田城に5日も釘付けにして、決戦の地関ヶ原に間に合わせなかったことは驚嘆に値すると思います。

関ヶ原の地に秀忠軍が到着していれば、東軍は小早川の裏切りが無くても楽々勝利することができたわけですから。
もちろん、老獪な家康が自分の手勢にできるだけ傷をつけずに戦に勝ちたかった為、八面六臂の活躍という訳にはいかなかったでしょうが、小早川の裏切りで寝返った赤座、小川、朽木、脇坂といったあたりは裏切ったでしょう。
西軍の布いた「鶴翼の陣」の右翼が全て寝返る形になるので、完全に鶴翼の効果は出なくなり、魚鱗の陣の東軍はそのまま攻めてもよし、陣形をかえてもよしというどうなっても勝ち以外にない状況となります。
(西軍の布陣は明治時代に軍事顧問として来日したドイツのクレメンス・メッケル少佐が即座に西軍の勝ちといったという理にかなった陣形ではあります。)

私としては文句なし勲功ナンバーワンは真田昌幸です。
(もし、冒頭で述べた番組を最後まで見ていたら真田昌幸が出てきていたかも知れませんが、見ていないので結論はわかりません。ただ、面白いテーマではあると思ったのでブログに書きました。)

東軍のMVPは諸説あるでしょうし、私も選びかねるのでここでは述べません。(候補としてはもちろん徳川家康を筆頭に本田正信、黒田長政、藤堂高虎、加藤清正等々。ただ、豊臣恩顧の武将はやはり家康、正信に踊らされていた訳ですから、合戦の絵を描いた家康、正信か・・・。)

結局、関ヶ原という戦は世代交代の戦の様子を呈していますが、戦国時代の一番沸騰した時代を生きた武将達には叶わないという事が如実に表れている合戦ですね。

徳川家康という戦国時代中期〜後期にわたってその時代の中心に位置する大名の一人だった老獪な武将に対し、平和な時代へ向かう世の、戦で活躍する機会が少なかった武将達が、ある者は戦いを挑み、ある者は踊らされ、戦った戦という事ですね。

関ヶ原の合戦は徳川家康と石田三成という大人と子供の戦となり、勝敗は初めから見えていた戦と言えます。



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ラベル:関ヶ原
posted by たか at 17:20| Comment(0) | 戦国時代(日本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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