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2009年12月07日

JINに見る江戸の火事

この所、ヘルニア(腰と股関節に持ってます。)が出てしまって、座っているのがつらいのであまりブログをアップできてません。

すみません。

JINの第九話がありました。

今回は野風の切ない恋心と新門辰五郎との出会い、江戸の火事から火事場の治療、辰五郎との絆等々、見どころ満載でした。

その中で、今日は江戸の火事について記載したいと思います。

「火事と喧嘩は江戸の華」と言われたように、江戸は火事が多かったようです。

というのも、当時の世界で恐らく単位面積当たりで考えたら1番人が住んでいたと考えられる江戸(だそうです。)で、家は木材と紙でできている訳です。

しかも、電気が無く、明かりは行燈、という事はろうそく…。

密集地で家の材質は木と紙、明かりは炎となると当然、火事が起こりやすい訳ですね。

勿論、密集しているので火が燃え広がりやすい。

となると、火事が多いのもうなずけます。
(江戸の大火なんて事で、江戸の1/3くらい焼ける事もあったとか)

そんな火事場に飛び込んで行って火を消す「火消し」は江戸ではかなり人気があり、モテたそうです。

火事場でよく見る「まとい」がありますが、これは「今、火を消しているのは何々組だ!」というPRなんですね。

ですからあんなに派手な訳です。

火を消すという仕事は勿論水をかけたり、濡れた筵等を欠けて消すという事になりますが、ドラマでもあったように、類焼を防ぐため、火に隣接する家屋等を壊すという事も重要な仕事でした。

その為、火消しには多くの配下が必要だった訳です。

新門辰五郎は実在の人物で、「を組」を率いた火消し。

一旦は別の火消しとの喧嘩で死人がでた為、島流しにあったがそこで発生した火事を見事な指揮で火を消した事が表彰され特赦。

その後、火消し業で数々の功績をあげ、勝海舟や一橋慶喜(後の徳川慶喜)とも知己を得、慶喜が京へ上洛する際は二条城の警護をしたりとなかなかの活躍ぶりの人です。

ちなみに、北方謙三氏の「黒龍の棺」でも、なかなか渋い役どころを演じてます。

後2回でJINは終わってしまうのですね。

さみしい限りです。

次週は長州の久坂玄瑞が出てくるのですね。

松下村塾では高杉晋作、吉田稔麿と並び「三俊」なんて言われた男。

吉田松陰(松下村塾を開いた人)は久坂を長州第一の俊才と認めていたそうです。

私に言わせれば攘夷にこだわる「カタブツ」ですが…。

当時の志士で攘夷を唱える人達って本当にバカですよね。

知識が足りないっていうか…。

知らないから強気になるっていう人間としての器の小ささを感じさせる人達がなんと多い事か…。

話を戻しますが。

まあ、江戸における火事っていうのは本当に大変な事で、それを消して回った火消し達はまあ、気性も荒く、かっこよかったんでしょうね。

ちなみに、こういった火消しは結局ヤクザみたいなもので、火消しから代を重ねて正式にヤクザになる人達も多かったとか…。

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ラベル:幕末 ドラマ Jin
posted by たか at 02:34| Comment(2) | 幕末 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

日本人とわび茶

昔から日本には茶の飲み方みたいなものがあります。

それは色々と流派があり、私はあまり詳しくないですが何かが違うのでしょう。

ちなみに、わび茶を完成させたのは千利休とのことですね。

この人、秀吉に切腹させられますが…。

戦国時代当時、大名に茶頭として使える茶人が増えました。

当時の大名は、同盟国の大名や、家臣の中で功績のあった人を招いて、茶をふるまうという事が頻繁にあったようです。

その席には当然茶頭が同席し、茶を点てる訳ですよね。

その席で内々の話が行われたりする事もしばしば…。

すると、あの当時の茶人はかなり国内の情勢に精通してたと言えます。

また、有名な大名の茶頭になると、一流の茶人という事で、その人の認めた茶器は相当な価値になる。

これを利用したのが織田信長ですね。

彼は家臣が功績をあげる際に土地をやり続ければ、自分が食われてしまう事をしっかりと理解してたのですよね。
(ただ単に吝嗇という話もありますが…。)

それを茶器にすり替えた。

例えば、城を一つ落としてきた家臣に名物茶器を褒美として与えれば、こんなに安いものはないですよね。

そうすることによって、自分の土地と利益を守ったんでしょうね。

千利休の切腹については諸説ありますが、秀吉からすれば、国内情勢に精通してしまっている千利休が次第に疎ましく思えるようになったのが根本的な所でしょうね。

ちなみに、外国の方々から見れば、わび茶というのは本当に奇妙に映るようです。

狭い部屋に入って、飾り付けはできるだけ質素にして、茶を出されたら茶器を回して、柄のついた所を相手に向けて飲む。

というような風習は不思議でしょうね。

これには訳があるんですよ。

例えば、中国で始まった茶が日本に伝来される訳ですが、中国の河は濁ってます。

清流が少ない訳です。

そこで、そのまま飲むには抵抗があり、味付けをしたというのが茶の始まりと聞いた事があります。

西洋のコーヒーや紅茶も同じような理由から始まったと聞いた事があります。

そこで、日本に立ち返ると、日本は殆どが清流な訳です。

茶という味付けは必要なく、そのまま飲める訳です。
(現に多くの人がそのまま飲んでいたのですから…。)

そこに茶が入って来た。

その茶を飲むのに、何か特別な理由が必要だったんですよね。

そこで、現代にも残る茶道の源流となるわび、さびを感じながら、お茶を一服といった形が出来上がったそうです。
(ちなみに、この話は私が学生の頃に授業で「先生がそんな事を言っていた」という話を元にしてます。真偽のほどは知りませんが、妙に納得したのを覚えてます。)
posted by たか at 04:18| Comment(0) | 戦国時代(日本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月01日

切腹と介錯

武士が自分のした事に対しておとしまえをつけたり、戦で負けたりした際の作法の一つとして切腹があります。

切腹は鎌倉時代、伊豆大島で源為朝が自刃したのが最初だったと読んだ事があります。
(本は忘れましたが…。)

ちなみに山本博文氏(東京大学史料編纂所教授)によると、江戸時代の平和な折は切腹は主君が命じてやらるといういわゆる刑罰の色が濃くなり、本当に腹を斬るのではなく扇子や木刀で切腹の形だけ行い、直接の死因は介錯によるという形だったそうです。

この切腹、本当に勇気が要りますよね。

本当にお腹って斬れたんでしょうか?

この辺り、編者 別冊宝島編集部 発行元 株式会社宝島社から発売されている「最強!侍伝説」に興味深い話しが載っています。
(ちなみに、上記の山本博文氏の意見も、この本に載っています。)

意見を記載されているのは作家・法医学評論家にして、元東京都監察医務院長(ようは様々な死体を検証してきた人)の上野正彦氏が切腹について記載されています。
(ベストセラーになった「死体は語る」を書かれた人です。)

その意見によりますと、「普通、腹に刀を突き刺した場合、腹膜ショックが起きますから、意識を保っているのは難しいと思いますよ。失う可能性の方が高いのです。」と言っておられます。

また、「刀が腹腔に達するまで、皮膚と筋肉と皮下脂肪を入れても、1センチくらいでしょう。1センチ刀が入れば、もう意識はないでしょうね。」と言っておられます。

さらに、「腹膜ショックは肉体の反射です。精神力の問題じゃない。腹に傷を負えば、神経が反応して、意識を失うものです。」と言っておられます。

???という事は、いかに精神力が強くとも、肉体はその通りには反応してくれないという事ですね。

はぁ〜。

すると武市半平太の三段腹はウソなんでしょうか…。

柴田勝家の十文字腹は…その後内臓を投げたという話は…。

まあ、元々フィクションだとは思ってましたが…。

じゃあ、介錯はとなりますと…。

先ほどの上野先生によりますと、「生きている人間の首を、一刀にて両断するのは不可能だ」との事。

要は、首の椎骨(ついこつ)は刀では斬れないし、外から見えないので骨と骨の間を狙う事は無理だという事です。

確かに納得しますが…。

でも腕の立つ武士なら斬ったんじゃないかな?なんて思いが消えません。

すると、同じ本で違う人が違う意見を言ってます。

その人は旗谷(本当は旗の上に竹冠がいるのですが、表示できないので代用します。)三男氏ですが、まずは簡単に略歴を記載します。

東京・町田にて「刀剣はたや」を営む傍ら、誠斬を主にした総合武道を目指し、小太刀、薙刀等の研鑽に努める。
武道歴:戸山流抜刀術26年/教士八段、真心影流薙刀18年、
    全日本小太刀護身道25年/七段、武田流流鏑馬射手

という人。

何か分からないけど、色々とやっている武道の達人ですね。

この人が言うには介錯は「上手い人が斬れば、簡単にできたはずです。私も生きている猪なんかを斬った事がありますが、スパッと斬れました。私に介錯をやらせれば片手でも落とせますよ。」と言っておられます。

首を斬るのは難しい行為だとは思いますが、介錯に関しては、私は腕の立つ人は簡単にしたんではないかな?なんて思います。

武道家は剛毅に見せる為に大口をたたいているだけなのかも知れませんが、新撰組なんかでも、ここぞって時は、沖田総司や斉藤一といった名だたる剣客がしてますし…。

できるって事に賛成です。

しかし、切腹は…。

気を失ったのかも知れませんね。

ちなみに今回参考にしました別冊宝島の「最強!侍伝説」ですが、私はこの別冊宝島シリーズが好きで多く持ってます。
(殆どは競馬関連ですが…。)

この本も上泉信綱や塚原卜伝、宮本武蔵や坂本龍馬等、戦国から幕末にかけて活躍した剣豪14人についての記載もありますが、こういった内容はまあ、ごく普通の記載になっています。

それよりも、今回取り上げた切腹と介錯を医学的見地から、武道的見地から見るというような、ちょっと面白い試みが入っているのがこの別冊宝島の特徴です。

まあ、力をいれて読む本ではないですが、デザートとしては面白いですよ。

ラベル:剣術
posted by たか at 04:10| Comment(0) | 剣術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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