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2010年01月20日

三国志を例にした軍師分類

一般的に軍師と言うと、戦争における参謀を想像されると思いますが、一言で軍師と言っても色々な種類の軍師がいます。

例えば、荀ケ(ジュンイク)と郭嘉(カクカ)はどちらも軍師ですが、その役割は違いますよね。

荀ケという人物はほぼ、戦争に従軍していません。

彼がした主な仕事は国の方針を決める事、国の人材を豊富にする事など、戦略に関わる仕事をしています。

それに対し、郭嘉は戦争に従軍し(特に呂布/リョフ 討伐戦、烏丸/ウガン 討伐戦などは大活躍)的確な戦術で曹操(ソウソウ)軍を勝利に導いた軍師です。

三国志を読まれた方は多数おられると思いますが、この荀ケと郭嘉について、「どちらが優れた軍師でしょう?」という質問をすると、多くの人が郭嘉を挙げると思われます。

荀ケは曹操軍において常に筆頭の軍師というポジションについてきました。

三国志を読んでいる人や、コーエーの三國志シリーズ等をプレイした人達は恐らく「俺なら郭嘉が筆頭軍師やな」と考えると思いますが…。

そこは、大きな間違いというか、ゲームでは軍師の価値は単なる知力の数字の為そういう現象が起こる訳ですが、軍師の役割からいえば、やはり筆頭軍師は郭嘉より荀ケなんです。

そもそも、軍師の役割とはどういった物があるかをタイプ別に述べたいと思います。

1.戦略型軍師

簡単にいえば戦略型軍師は国の大きな方針を作る軍師です。

戦略と戦術の違いは、戦略というのは方向性等となり、戦術はそれを具体化する物という事です。

ゲームを元に解説すると、例えば190年頃の曹操を取ったとします。

周りには袁紹、董卓、陶謙等がいます。

この時点で戦略は中華の統一となり、近々の戦略は州の制覇となります。
その為にどこから攻めるかという所位までが戦略です。

戦術は例えば董卓を攻めるとして、どの将を連れていくか、兵力をどれだけ持って行くかとか、攻め込んだ後、どういう配置にするか、各個撃破にするのか、わき目もふらず城攻めにするのか…といった辺りを考えるのが戦術です。

戦略と戦術というのは勿論連動している訳ですから、どこまでが戦略でどこからが戦術という明確な区別は無いですが、頭の巡らせ型としてはそういう事になります。

2.戦術型軍師

文字通り戦術に頭を働かせる軍師です。(詳細は上記)

3.宰相型軍師

これは内政方針を決め、国をどうやって富ませていくかという事を考える軍師です。
戦略型と兼ねる事例も多いです。
(荀ケはこれも兼任できますが、例えば陳羣/チングン)

4.官僚型軍師

この軍師は内政方針に沿って実務を効率よくこなす事を考える軍師です。
(例えば董昭/トウショウ、毛介/モウカイ等)

ざっと挙げると4タイプぐらいでしょうか…。

ちなみに、他にも軍配型軍師という者もいます。

こちらは、合戦になった場合、占い等をして、いつ、どの方向から出陣するか等々、非科学的な事をおこなう軍師で、三国志ではあまり見受けられません。(日本の戦国時代ではしばしばこういう例はみれますが…。)

こういった事から考えると、曹操軍でいうと戦略型と宰相型を兼ね備えたのが荀ケ、参謀型の軍師が郭嘉となります。

中国においては参謀型の軍師は重宝されましたが、それよりも戦略型軍師の方が重宝されました。
(戦略が無ければ、戦術は生きないですからね。)

水鏡先生が「伏龍、鳳雛のいずれかを手に入れれば天下は掌にあり」と言ったのも、人材は世の中に数多くいて、その殆どが参謀型であるのに対し、伏龍、鳳雛は戦略型の軍師であるという事が言いたかったのでしょう。

ちょっと、曹操からいきなり劉備(リュウビ)に飛びましたが、劉備軍で行くと、戦略型軍師は諸葛亮という人材を登用する事により、ようやく手に入れれましたが、参謀型軍師がいませんでした。(徐庶/ジョショ がその役に適任ですが、曹操の元へ行ってしまいましたしね。)

ここが、蜀という国が飛躍できなかった最初の原因ですね。
(勿論、直接的な原因は呉の討伐で多くの将、参謀が死んでしまった事。)

結局、参謀型軍師不在の為、本来なら戦略型として用いるべき諸葛亮(ショカツリョウ)やホウ統(ホウトウ/字がでない)を参謀型として用いた訳ですね。

勿論、諸葛亮よりもホウ統の方が戦術に長けてたんですが…。

そんな蜀も一時期、飛躍のきっかけを作る場面がありますね。
(漢中争奪戦の頃)

この頃は、参謀型軍師として法正(ホウセイ)がいました。

結局、法正が死んだ後、蜀は勢いを示すことなく、滅亡へと辿っていきます。

国を運営するには戦略型の人材だけではなく、参謀型の人材も多く必要になってくるという事ですね。

ただ、どうしても国に必要なのは戦略型軍師となります。

その為、曹操は荀ケを配下にした時「我が子房(張良/チョウリョウ の事。当時の軍師を例える最高の例え)」と言って喜んだ訳です。

ちなみに、蜀を例にとると
戦略型軍師:諸葛亮、ホウ統
参謀型軍師:徐庶、法正等
宰相型軍師:諸葛亮、蒋エン(ショウエン/字がでない)
官僚方軍師:馬良、費イ、孫乾(ソンケン)

と言った所ですかね。


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ラベル:三国志 軍師
posted by たか at 03:55| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月18日

龍馬伝3話を見て

龍馬伝、3話を見ました。
(3話目にして初めて放送されてから早い段階で見る事ができました。)

今回の龍馬は岩崎弥太郎目線で進んで行くという所は好感を持ちます。

ただ、龍馬の描き方を今までとは全く違うものにするというふれこみからすると…幾分、期待はずれですね。

まあ、一般的に想像する龍馬像はいつも自由奔放で行動力に富み、何事にも積極的で、大きな声で唾を飛ばしながらしゃべる。

話す事は突拍子もない事で根拠は乏しくても自身を持って言い切る(いわゆるはったり)。

というようなイメージと思われますが、今度の龍馬はそういったイメージと比べると少し内気です。

また、妙にやわらかい優しさを持ち、今の段階では大きい事をするようには見えないですよね。

ただ、歴史にある龍馬のした事というのはこの後なぞって行かないといけない訳ですから今後どんどん成長していく事になるんでしょうが…。

そういった事を考えるとドラゴンクエストやファイナルファンタジーに代表されるようなロールプレイングゲームの主人公といった描き方ですよね。

まあ、人の一生を描くには必要な手法ですが、今回の龍馬の描写はどうもありきたりのヒーローの描き方のように私には映り、そういった部分が期待はずれなんですが…。
(なんか「ブレイブストーリー」のようですね。ってこの映画、甥っ子が見ているのを部分部分見ただけですが…。)

しかしながら、岩崎弥太郎の描き方はかなりGood!!ですね。

この迫力…。

以前、JINを見た折に坂本龍馬を内野氏が演じられましたが、「龍馬を演じさせたらこの人の右に出る人はいない!」なんて思いましたが同じ印象を早くも香川照之氏の岩崎弥太郎に感じてます。
(弥太郎独特の暗い部分の出し方なんて最高ですね。)

他にも、大河ドラマっていつも映像がウソっぽいというか、安物臭く思っていたのですが、今回はましですね。

それに、次週の予告であった佐那が龍馬に竹刀で打ち込んでるシーンの激しさ等を見ると、ちょっと興味がわいてきました。

もしかすると、一年を通じて見れるかも知れません。

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posted by たか at 03:05| Comment(0) | 幕末 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

ryouma 龍馬フィーバー再び?

大河ドラマで「龍馬伝!」が始まったからなのでしょうが、TVで多くの龍馬を見るようになりましたね。

例えば土佐の酒のCM(恐らく寺田屋事件)、ソフトバンクのCMは武田鉄矢のえせ龍馬、香取慎吾は車のCMで寺田屋事件。

この1年は本当に色々な場面で龍馬を見る事になりそうです。

でも、香取慎吾の車のCM、お龍さんと思われる女性が危機を告げる為に階段を上ってますが…。

寺田屋に行かれた人はすぐに気付くと思いますが、お龍さんが龍馬に危険を告げる為にのぼった寺田屋の階段はCMのように曲がってませんよね。

普通にまっすぐの階段です。

恐らく、カメラ割とか考えたら、ああした方が見栄えがいいという判断なんでしょうね。
(違和感がありますがまあ、良しとしましょう。)

龍馬関連の本なんかもいっぱい出ているようですね。
(今年に入ってまだ龍馬関連は一冊も買ってないですが…。)

買って読んでみようかなと思ってます。

私は龍馬の本で、司馬遼太郎氏の書かれた「竜馬が行く!」を何度か読もうと思った事があるのですが、その度に辞めてきました。

理由は基本的に司馬遼太郎の本というか文というか話(ん?全部か?でも「燃えよ剣」は面白い。)があまり好きではない事と、この「竜馬が行く!」に関してはできるだけ龍馬は英雄に描こうという事で色々とフィクションを入れているそうです。
(その為、本のタイトルは龍馬ではなく竜馬となっているとも…。)

現状、龍馬についてあまりいいイメージを持っていない私にとって、どうも魅力が少ない本になってます。
(ただ、一般常識的に読んでおきたいという気持ちは持ってますが…。)

せっかく大河ドラマが龍馬で、龍馬関連の本が多く出版されていますので、何がしかは読んでみようと思ってます。

また、去年サラリーマンを辞めた私は、自由になる時間が昨年よりも多い為、できれば高知、山口、長崎、鹿児島等、行ってみたいなと思っています。
高知の鰹、山口のフグ、長崎のちゃんぽん、鹿児島の黒豚…。
(でも先立つものが…。)

毎年大河ドラマに合わせて各旅行会社がツアーを組んで集客に努めてますが、そういうツアーって一回行ってみたかったんですよね。

ちょうど、今年は私の興味がある幕末関連なんで、できれば龍馬フィーバーに乗って、行ってみたいと思ってます。




『龍馬の如く 自分らしく幸せに生きる82の法則』



龍馬の謎 サザエさん家の不思議
posted by たか at 00:42| Comment(0) | 幕末 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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