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2010年01月07日

曹操の墓断定?

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

昨年12月25日以降、ばたばたしていた事もあり全くブログを更新していないにも関わらず、毎日平均40〜50人の方々にご来場いただきました。

本当にありがとうございます。

実は昨年末に曹操の墓について‘hirapapaさん’にコメントを頂いていたので、2010年最初の記事は曹操の墓について記載しようと考えていました。

正しいんじゃないですか?とコメントしながらも引っかかる所も多々あり、しかも私の記憶にあやふやな部分が多々あったので、今手元にある本を色々と調べていました。

まず、多くの方が耳にしたと思われますが、2009年12月27日に河南省政府で文化財の保護・管理を行う部署の省文物局から「曹操の墓を断定した」という発表がありました。

決め手は、60代男性の遺骨が見つかった事、石碑、矛等に「魏武王」の文字が刻まれていた事。
(曹操の死去は66歳と言われています。)

副葬品の特徴が曹操の「遺令」(遺言)とほぼ一致する事。

等々。

ちなみに、この墓には20代の女性と思われる遺骨1体、40代の女性と思われる遺骨1体、石碑、矛、めのうの装飾品等計250点以上の副葬品があったとの事。

しかしながら、この意見に反対の方々も多くいます。

安徽大学歴史学部の張子侠教授の説
1.文献で記載されている位置と違う
2.なぜ周辺には大臣の陵墓がないのか
3.どうして出土した石碑には「魏武王」の文字があるのか
4.印章や墓誌はどこに?
という4点から反対意見を述べています。

1については曹操の墓は72基あるといわれているが曹丕が葬儀の過程を記したものに信憑性があるとし、曹操は丘に埋葬されている事になっているが、安陽には丘がない。

2については文献によると曹操の大臣の中で功労者の陵墓を自分の陵墓周辺に設置するとあるが今回確認された「曹操の墓」の周りにはそうした陵墓がない。

3については出土した石碑の8つに「魏武王」の文字が見られるが「魏武王」は曹操の死後に贈られた諡号であり、墓の中で見つかるのはおかしい。出土した他の品にも「魏武王」の文字が多く見られるがわざわざ刻んだのでは?

4については墓の主を証明できる最も重要な証拠であるがまだ見つかっていない。また、この墓は何回も盗掘されているが、没収された文化財の中にも見当たらない。

上記の理由で反対されています。

他にも、映画「レッドクリフ」が当たった年の年末に発見というのはタイミングが良すぎとか、何度も盗掘にあった跡があるのに「魏武王常用格虎大戟(魏の武王が虎と戦う際に常に使う矛)」が残っている事が不自然。
等々。

曹操の墓が見つかれば、所在地の安陽市にもたらされる経済的利益は莫大なものとなるだけに、どうにかして墓を「見つけ出したい」という動機は十分にあり、強引に本物にしたのでは?という訳ですね。

まあ、多くの方々が色々と言われていますが、私は全然違う所で気になっています。

多くの記事に「曹操は盗掘を防ぐ為に72基の廟を造った」とか、「曹操が死去した際には宮廷の多くの女性を殉死させた」と言った記載が多かったのですが…。

私の知る曹操の遺言は意訳すると以下の通りです。

「天下はなお安定していないから、古式に則って葬儀を営む必要も、喪に服する必要もない。兵を率いて駐屯している者は部署を離れず、官吏は各々の職を奉じているがよい。遺体を包むには平服を用い、金銀珍宝を墓中におさめてはならぬ。」
(ちなみに古式の喪は嫡子は足掛け3年間/実質2年と1カ月 粗衣粗食で過ごしてやつれなければいけないというしきたり)

という事。

今回の断定のポイントとして、副葬品が違令と一致するというのがありましたが、「ちゃうやん!」なんて思ってました。

ただ、今回色々と調べていたのは、曹操は上記遺言をしましたが、魏王を埋葬するのに「それではいけない」なんて臣下達が言い出し、違う埋葬方法をしたというような記載を読んだような気がしたので手元の本で曹操の死を記載していそうな本を調べました。
(72基の墓を作れとか、宮女の殉死とか。ちなみに私の記憶では墓は8つだったのでは?なんて思ってますが…。臣下達がそういう埋葬をした事を読んだような気がしたものですから…。)

曹操伝/守屋洋、曹操/陳瞬臣、三国志群雄録/坂口和澄、「三国志」英雄のすべてがわかる!/守屋洋、三国志きらめく群像/高島俊男、三国志がよくわかる辞典/守屋洋、三国志英雄の謎と真実/守屋洋、三国志英雄列伝/久内俊彦等々。(敬称略)

ちなみに、三国志演義/安能務、北方三国志/北方謙三、秘本三国志/陳瞬臣、呉三国志/伴朗、柴連三国志/柴田連三郎等、小説の類は外しました。(敬称略)
(例えば、北方氏は曹操の戦における生涯勝率を2割と言っていましたが、逆ですね。生涯勝率は8割です。等、思い入れやキャラ設定で人物の言動等が変わりますので…。)

結局、見つかりませんでした。

また、発見したらこのブログにアップします。

尚、私の意見としては‘hirapapa’さんにコメントした時と意見を翻しますが(すみません)、やっぱりウソでしょう。

中国という所は三国志の名場面の一つである長坂橋が観光スポットとして今もありますが、その写真を見た(行った事はありません)所、大人ならば飛んで対岸に渡れそうな川にかかった小さな橋でした。

三国志では張飛の一括で曹操軍が引いた後、橋を落として曹操軍の追撃の速度を鈍らせましたよね。

こんな小さな川ならば、橋を落とすまでもないですね。

かなりウソ臭いです。

赤壁には周瑜が書いたと言われる「赤壁」の文字がいまだにあります。
(1800年間もたって風化しないんだろうか?)

また、蜀の三峡はダムの建設で沈む(沈んだ?)そうです。

中国という所は古く歴史のある物を残すイメージがありますが、そうではなくて、お金になる物を残す国です。

勿論、お金になるのであれば偽物でも良い訳です。
(長坂橋とか赤壁とか…。)

そういう状況を考えると、今回の魏武の墓は偽物臭いですね。

盗掘対策を施していない墓に盗掘された形跡が多々あり、250点もの副葬品が見つかるなんて…ねぇ。

「なんでもいいから観光資源にしてしまえ!」って感じに見えますよね。

上記記事は以下の記事を参考に記載しました。

2009年12月28日東京新聞
 三国志 曹操の陵墓か 中国河南省 遺骨も出土

2009年12月29日産経ニュース
 曹操の墓は本物?疑問の声続々

2010年1月6日YAHOOニュース
 「曹操の墓」に4つの疑惑、石碑の「魏武王」の文字に疑問

他多数。


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posted by たか at 02:19| Comment(0) | 三国志 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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