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2010年04月06日

本能寺の変、黒幕一人消します?

日本史において、これほど未来の日本に影響を与えた事件は無いのでは?
なんて思えるのが本能寺の変です。

この事件、それほど重要な事件であるにも関わらず、今なお謎の多い事件ではあります。

まず、光秀の単独行動なのか?もしくは黒幕がいたのか?といった部分からして明白ではありません。

事件後の光秀の無計画さを考えると単独犯かも知れませんが…私としてはやはり黒幕がいたんじゃないかな?と思ってます。

以前、2009年11月10日のブログで「本能寺の変、光秀の勝算」という記事を書きましたが、単独犯(野望説)ではない理由についてはそちらに記載しています。
(ファンブログ版をご覧の方はリンク集から私的歴史道seesaa版をクリックしていただければご覧頂く事が出来ます。)

現在、黒幕説を取られている方々の中で有名なのは下記方々。

1.朝廷
2.羽柴秀吉
3.徳川家康
4.足利義昭


この中で、朝廷はありうる事ですし、羽柴秀吉はそもそも信長が討たれる状況(少人数で滞在する)をお膳立てした人物。
しかも、中国大返しという離れ業をしたタイミングからも、黒幕ではないとは言い切れません。

徳川家康はかなりの少人数で畿内にいたにも関わらず逃げおおせている辺り、あやしいにおいもします。

という事で、先ほど挙げた1〜3はいまだに私の中ではグレーです。

しかしながら足利義昭に関しては…黒幕ではなかったと考えられます。

彼は本能寺の変が起こった時点で毛利家にやっかいになってます。

もし、彼が黒幕であるならば当然、毛利家を抱き込んでいるはずです。

本能寺の変が起こった際、通説では光秀が毛利家に宛てた密使が間違って秀吉の陣営に入ってしまったという事になってます。

これだけを考えたら、毛利家との連携がありそうな匂いがしますが…。

普通、密使が陣営を間違えるでしょうか?

最もあり得ない話と思います。

この話はフィクションの匂いがしますね。

ただ、光秀は当然毛利家にも密使を送ったとは考えられます。

理由としては、織田軍団の敵でもありますし、今後手を握る事も視野に入れないといけない勢力ですからね。

その為、密使を毛利に放ったからと言って、光秀と毛利のラインが出来上がっていたと考えるのは早計と思います。

一番注目しなければいけない事は、秀吉が毛利と和議を結んだ事と考えます。

もし、足利義昭がこの一件に絡んでいたら、毛利家を抱き込んでいるはずなので、当然ここでの和議は考えられません。

毛利家は、強気に秀吉との決戦を望むはずです。

また、本能寺の変を知った毛利家は秀吉の追撃について議論してますが、ここも当然、追撃をするはずです。

が、実際は小早川隆景の「秀吉に恩を売る」という主張が通り、追撃をしていませんよね。
(でも吉川元春は追撃論で、採用されなかった彼はへそを曲げて隠居しますが…。)

こういう状況から考えると、足利義昭が黒幕という説は根本的に無理があると考えます。

まあ、実際に事が起こった際に毛利家が足利義昭を裏切ったと考える事もできますが…。

どうでしょう。

光秀と完全なラインが出来上がっているのでしたら、秀吉を追撃して、上手くいけば尼崎辺りまで毛利の領地にすることができた状況を捨てますかね。

私は、そんなことはできないと思います。

という事は、やはり光秀との共謀はなかったと考えるのが自然と思われます。
posted by たか at 02:28| Comment(0) | 戦国時代(日本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月05日

龍馬伝14話を見て

本日はとうとう、人斬り以蔵が誕生しましたね。

武市の狂い方にも凄味が出てきました。

岡田以蔵はよく書かれるのは精神の弱い男として描かれますが、この龍馬伝の以蔵も精神的な弱さを醸し出してますね。

結局彼は、武市にさんざん利用されて最後は武市に毒殺されそうになる訳ですが…。

そんな彼の悲しい結末に向けての第一歩と言っていい場面でした。

今回の龍馬を見て…。

大河ドラマが始まる前に言っていた「今までとは違う龍馬を描く」という意味がようやくわかってきた気がします。

ほがらかな龍馬と時折見せるストイックな龍馬。

この姿を描きたかったんですね。

確かに龍馬って、今まで描かれてきた像が決まってましたが、龍馬自体あんなに隙のある男であるはずがないですからね。

といっても、今回の龍馬もありというだけで、この龍馬が良いというわけではないですが…。

今後の展開が楽しみになってきました。
(凄い事に、現在なお皆勤賞です。)



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posted by たか at 02:52| Comment(0) | 幕末 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月04日

惜しいかな陳宮

この所、三国志ネタが続いてますが…。

実は、ちょっとばたばたしている関係で、さらっと書けるというと三国志になる訳で…。

最近は龍馬伝なども放送されているので、幕末ネタをもっと増やすべきだとは思うのですが…。

三国志ネタにします。

陳宮(チンキュウ)字を公台(コウダイ)。

この人は私の中ではかなり惜しい人物です。

三国志演義では、董卓暗殺に失敗して洛陽から逃げ出した曹操(ソウソウ)を捕まえる、中牟県(チュウボウケン)の県令として登場します。

一度は曹操を捕らえますが、その志に感服し共に逃亡する事になるのですが…。

途中で立ち寄った曹操の知人の呂伯奢(リョハクシャ)の家で、隣の部屋から「一気に殺してしまえ」といったような言葉が聞こえ、呂伯奢の家族に殺されるのではと疑心暗鬼にかられ、曹操と一緒に呂伯奢の家族や使用人の全てを殺害します。

実は曹操と陳宮をもてなす為に猪を殺して料理しようとしていたのですが…。

さらに家から逃げ出す途中、曹操は何も知らない呂伯奢をも口封じのため殺害してしまう曹操を見て、そのあまりの身勝手さに呆れた陳宮は、彼の寝込んだ隙に暗殺しようと考えるのですが、思いとどまり、1人で東郡(トウグン)へ去ります。

その後、呂布(リョフ)の軍師として登場し、曹操が徐州(ジョシュウ)の陶謙(トウケン)を攻めた際に曹操の拠点である兗州(エンシュウ)を奪い取ります。

結局は曹操に負け、斬首される事になります。

史実では…。

天下が動乱の時代を迎えた際に曹操に仕え、その覇業を助けるのですが、曹操が徐州を攻めた際に呂布をかついで反旗を翻します。

その後は演義の下りと同じになります。

何が惜しいかというと、この男はなかなかの戦略眼とか戦術眼をもっています。

例えば、曹操から独立するタイミング等は絶妙ですし、呂布の配下として曹操と戦っていた際の献策等も的を得たものです。
(あまり採用されませんでしたが…。)

曹操も、陳宮を処刑する際になんとか改心させて自分の手元に置こうとしていますが、それを潔しとしない陳宮は処刑されます。

この男が何故曹操から独立したかという所は諸説あります。

例えば、曹操が陶謙に攻め込んだ際、陶謙の配下に曹操の父親を殺された事が発端で攻め込む訳ですが、その侵攻が徐州の民から家畜まで、全て殺しつくして進んでいくという非情さを見て曹操に見切りをつけたという説。

もうひとつは、彼は漢の張良(チョウリョウ)のように君主を意のままに操る軍師になりたかったが、曹操の元では荀ケ(ジュンイク)、郭嘉(カクカ)等、優れた軍師が多く、曹操自身が優秀な軍師の資質を持っていた事もあり、なかなか理想通りに行かなかった為、思い通りになりそうな呂布を担いだ等とも言われてます。

私が惜しいというのは、彼は能力があるので、もっと他に担ぐ人がいたんじゃないか?と思う所です。

あの当時の君主を考えた場合…。

袁紹(エンショウ)の元には田豊(デンポウ)、沮授(ソジュ)等がいるし、孫策(ソンサク)の元には周瑜(シュウユ)がいるのでNGとしても、袁術(エンジュツ)、陶謙等、軍師不在といっていい君主がいました。

中でも劉備(リュウビ)が一番よかったのでは?なんて思ってます。

彼のもとには関羽(カンウ)、張飛(チョウヒ)等の豪傑はいても軍師がいませんでした。

そこに陳宮の頭脳が加わると…なかなかの集団になったのでは?と思われます。

しかしながら彼が選んだのは呂布。

あまり良い選択肢ではないような気が…。

恐らく、呂布を君主と選んだ時点で彼はジョーカーを引いていたんでしょうね。




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posted by たか at 02:29| Comment(2) | 三国志 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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