一言に三国志といっても大きく分けると「正史三国志」、「三国志演義」、に分かれます。
正史三国志は中国が正式な歴史と認めた物で、三国志演義は正史三国志を元にフィクションを織り交ぜながら物語化したいわば小説です。
日本で一般的に三国志というと三国志演義を指します。
私と三国志の出会いは大学生の頃、金沢で一人暮らしをしていましたが、同じマンションに住んでいる友人が、私の部屋にスーパーファミコンを持ってきて、光栄の「三国志U」をやろうと言いだしたことがきっかけでした。
その時は4人でプレイしましたが、他の3人は劉備、曹操、孫堅を取り、何も知らない私は馬騰を取ってプレイしました。
馬騰軍はご承知の通り、劉備、曹操、孫堅と比べると使える武将が少ない訳ですが、八面六臂の活躍をさせるのは馬超となります。
この馬超に魅かれ、どんな活躍をした武将なのか知りたくなったのがきっかけで三国志を読み始めました。
まあ、私の父親も三国志が好きなので、血なのかもしれないですね。
(以前私が三国志のゲームをしている時に趙雲の部隊が敵に攻められて滅んだのを後ろから見ていて、「趙雲は一騎でも百万の大軍に斬りこめるんや。滅びるはずがない!」ってつっこむような父親です。)
「吉川三国志」、「柴練三国志」、「秘本三国志」、「北方三国志」、「呉三国志」、「三国志演義」・・・その他個人別に書かれた物、考察物、小話物等を含めると恐らく100冊以上を読んでます。
(同じような事しか書いてないのに何故か読んでしまう。)
また、中国の本ていうのはやらしいというか、それ以前の歴史の話が出てきます。
三国志で例えると孔明が自らの将来像に話した「管仲(カンチュウ 春秋時代の斉の名宰相)」、「楽毅(ガッキ 戦国時代の燕の名将)」等・・・。
最初読んだ時は「誰やね〜ん」ってつっこみたくなります。
結局、そういった人について書かれた物を読むことになる。
そうするとその本の中にも、昔の話が出てきて、それらを知りたいと思ってまた読む事になる。
気がつけば、夏の滅亡、殷の滅亡から春秋、戦国時代〜秦の始皇帝の統一、楚漢戦争とどんどん古代中国の深みにはまっていくという状況になってしまいました。
(う〜ん中国恐るべし)
また、例えば孔明のデビュー戦(三国志演義)ともいえる博望の戦いでは「相手に合わせて動くのではなく、こちらが動きやすいように相手を誘導する。」みたいな事が書かれている三国志がありました。
いわゆる兵法という事になりますが、結局「孫氏の兵法」等、兵法書まで読むことになりました。
(やっぱり中国恐るべし)
それでも三国志の本を見かけると、未だに買ってしまうのはやはり三国志に一番魅せられているのでしょうね。
愛すべき人物が数多く登場する三国志。
恐らく一生読んでいく事になるんでしょうね・・・。
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