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2009年10月28日

細川ガラシャ

私の友人が10年近く前まで京都府長岡京市に住んでいました。

彼の住んでいたマンションのすぐ近くに勝竜寺城があり、この地域では今でも「ガラシャ祭り」が行われます。
この城は昔、細川藤孝が治めていた時代があり、その頃に細川忠興と結婚式を挙げ、新婚生活をおくった場所の為、ゆかりの地としてガラシャ祭りがおこなわれます。

細川ガラシャという名前は有名になってますが、実は当時は夫婦別姓の為、正式には「明智珠」もしくは「明智ガラシャ」というのが正しいとの事です。
(Wikipediaに書いてました)

このガラシャという人、かなり美人だったらしいが、本当に幸薄い人でした。

名前の所で書いた通り、この人は明智光秀の娘です。

今の感覚で言うと「なんで明智光秀の娘なんかと結婚すんね〜ん。」なんて言うかもしれませんが、細川藤孝と明智光秀は足利義昭が放浪していた際の側近で、明智光秀は織田信長と足利義昭の橋渡しをした功績で出世の足がかりをつかむわけですから、元々同僚なんですね。
(二人とも織田信長に鞍替えしている所も同じ。)

因みに、明智光秀は本能寺の変で一番頼りにしていたのは細川藤孝との事。
(藤孝はその折、明智と縁を切りますが…。)

本能寺の変後、細川家は羽柴方についた訳ですから普通なら離縁される所なんですが、忠興は幽閉します。
(別れられない程、好きだったんですね。そういえば忠興はガラシャが他の男としゃべる事を禁じてたり、しゃべった男を斬ったりと、相当嫉妬深かったらしいです。)

後に秀吉の計らいで戻りますが、キリスト教に興味を持ち洗礼されてしまう訳ですね。
(バテレン追放令が出た後との事。中々勇気がありますね。)

そこで洗礼名「ガラシャ(神の慈悲)」を受ける事になります。

秀吉、利家が死に、世の中は関ヶ原へと向かっていく中で、細川忠興が上杉討伐に出陣した際、石田三成が挙兵し、大阪近辺にいる大名の奥方を人質(当時は多くの大名が大阪屋敷に奥方を置いていた)に取ろうとして、まず目をつけたのがガラシャでした。

屋敷を兵に囲まれたガラシャは夫の「万が一の場合はそなたも武家の妻として果てる覚悟を持つように」という言葉を思い出し、死を選びます。

しかしながら、キリスト教は自害を禁じてます。
その為、側にいた家臣に「その刀で私を刺しなさい!」と言って見事に散ったとの事。

家臣が屋敷に火を放ち、その亡骸は炎に包まれたらしい(享年38歳)。

自分が何も悪い事をしていないのに父親の謀反や夫の戦の為に壮絶な生き方、死にざまをしなければいけなかった事に同情します。

宗教に入信する人は心につらい思いを持っていたり、境遇の悪い人生を歩んでいたりする人が多いと聞きます。
(私の友人も阪神大震災でお姉さんが亡くなり、その後宗教にはまった人がいます。)

元々宗教や死後の世界の発想は奴隷階級から発したという話も聞いた事があります。
今の自分の境遇に悲観した人が死後の世界では素晴らしい人生を歩めると信じるようになったり、神様にすがって自分を助けてもらいたいと願うようになったり…。

まあ、現代では色々な理由で信仰深い人(私は無信教者ですが、信仰深い人に対して自分の信じる道を行けばいいと思うので何とも思いませんが)は多くいますし、そういう境遇の人たちばかりが宗教を信じる訳ではないでしょうが、ガラシャは父親の謀反、夫からの幽閉措置など心につらい物を持っていて、それがキリスト教信仰につながって行ったのでしょうね。


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posted by たか at 16:23| Comment(0) | 戦国時代(日本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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