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2009年10月30日

面白い本、見つけました

1か月程前ですが、コンビニで「本当は怖い戦国武将たち」(青山誠氏著 一水社より出版)という本を見つけ、購入していたのですが、まだ読んでませんでした。

今読み始めている所です。

内容は戦国時代の武将50名(毒婦5名、その他いくつかのコラムもあります)について、彼らの通説と本当はこんなに恐ろしい事をしている(虐殺等)という事を書いている本です。

また、各々について鬼畜度、変態度、腹黒度、冷酷度のパラメータ(5段階評価)がついていて、極悪偏差値がついています。

各々がどんな悪い事をしているかをこじつけも含め、かなり書かれています。

この本、現状まだ15名程読んだだけですが、感じるのは「青山誠氏はあまり戦国時代に詳しくないんだな。」という事です。

まず、毒婦の土田御前(織田信秀の正室)の記載において、「長男信長との〜」という記載があります。

実は信長は、嫡男ではありますが次男です。
(長男は側室の子供)

正室の子に生まれた中で1番年上だったから彼が嫡男となった訳ですね。

また、徳川家康の記載で正室築山殿と嫡男信康を信長の命で殺害(信康は切腹)した事についてその理由として「武田勝頼との密通」と記載してますが、この時代で密通と言えば不倫関係になる事。

正しくは内通ですね。

「自分にプラスになる事(信長との関係維持)の為には長年連れ添った妻や血を分けた息子であろうが躊躇なく殺す事が出来る」と家康はひどいと綴っているのですが、築山殿と家康は今川の人質時代に義元から無理やり結婚させられてたようなもの。(当時の家康は否と言える立場ではなかった)
情はあまりないに等しい。
(ずっと別居状態でしたしね。)

まあ、嫡男信康の切腹はひどいと思うが、こちらも色々と説がありますね。
(家康の子供ではなかったとか、本当の家康はすでに死んでいてこの頃は別人が家康になり済ましていたとか…。)

どちらにしろ、あの時期の家康の立場としては受けざるを得なかったのではないですか?
(どういう思いで家康が切腹を命じたかはわかりませんが、むしろ嫡男の切腹を言いつける信長の方がひどい訳で…。)

その他、藤堂高虎、後藤又兵衛等には「忠誠心ゼロ」と批判めいた記載。

忠誠心という物が取りざたされるのは江戸時代以降(江戸幕府は儒教を都合のいいように使い、人々をある意味洗脳してました。)の思想で、戦国時代は「より給料のいい所」、「より働きやすい所」を探して主を変える事は決して悪とはされなかったのですが…。

また、可児才蔵の項では彼が討った首を持ち歩くのは戦場において非効率という考えから全て持ち歩かず、討ち取った骸に笹をくわえさせて(自分が討った事を示す為に)戦場に放置したくだりを指し、「敵兵の首は物同然。戦場では効率的に殺す事だけを考えて行動した。」なんて言ってひどい(恐ろしい)武将だといっています。

・・・当たり前ですよね。

戦ですからいかに効率よく敵を倒すかがポイントとなるんですから。

非難される事ではないような…。

明らかにこじつけです。

とまあ、ちょっと唖然とする事が多いですね。
(そういえば、参考文献も怪しい物がいくつか記載されてました)

この本は恐らく最近の歴女ブームに乗ろうと適当につくられたんでしょうね。
(いや実は…みたいな本ってちょっと魅かれるじゃないですか。「俺、別の話知ってるんだよ。実は彼は…」みたいに言えますしね。)

世の中には通説と新説(真説)なんて言われている物があります。

要は正攻法と奇策みたいなもので、新説という物を先に読むと曲がって理解されるのでは?と思います。

あくまで、通説があってそれに対する新説なんですよね。
(だから、先に通説を読むべき。)

また、「新説」とか「実は」みたいな本はそこで目を引く事を考えて案外内容がこじつけであったりとか、その新事実が書かれている出所が胡散臭かったりします。

やっぱり、通説を読んでデザートに「新説」とか「実態」みたいなのを読むのがいいと思います。

まあ、この本の悪い所を記載してきましたが、中には「こういう考え方もありといえばありかな?」って内容もあると思いますので、最後まで読みたいと思います。

また、「こういう考え方はあり」とか、「これはこじつけやで」とかもブログに記載していきたいと思います。
posted by たか at 19:16| Comment(0) | 戦国時代(日本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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