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2010年02月09日

お家騒動

歴史を読むと日本でも中国でも必ず出てくるのが「お家騒動」です。

このお家騒動は殆ど跡取りを誰にするかとか、決まっているのに兄弟が名乗りを上げるといった形になります。

それだけ、跡取りを決めるという事は重要課題だった訳ですが…。

私に言わせれば(誰に言わせても)本当に無駄な争いと思います。

このお家騒動には色々とパターンがあります。

第一に、先代が跡取りを決めないうちに死んでしまう。

これは戦で急死とか言った形もあるのである意味責めれないですが、100%先代の責任です。

日本ですと上杉家なんかこの代表的パターンですし、三国志ならば袁紹(エンショウ)がこのパターンですね。

いつ死ぬか分からないのだからすぐに決めておけばいいのに…。

第二に、周りにそそのかされて立つ。

そそのかす人は母親であったり、家臣であったりします。

このパターンが一番多く、一番最悪ですね。

まずは母親のパターン。

日本で行くと伊達正宗なんかは嫡子なのに母親に殺されかかってますしね。

他にも、織田信長なんかもそうです。

その為に信長は領内を真っ二つに割った戦いをする事になりますね。

また、三国志では劉表(リュウヒョウ)がこのパターン。

劉表には劉g(リュウキ)、劉j(リュウソウ)という兄弟がいた訳ですが、劉gは劉表の前妻の子で、すでに母親は死んでいました。

後妻の座に座った蔡氏(サイシ)が我が子劉jをどうしても跡取りにしたいと考え、策を弄して劉gを遠ざけ、結果的に劉jを跡取りにしますが、その直後、曹操(ソウソウ)が攻めてきて、一戦も交えず全面降伏します。
(これじゃ何の為に跡取りになったんだか…。)

信長の場合も、劉表の場合も、母が我が子を跡取りにしようと(信長の場合は対立した信行と同じ母親ですが…)画策し、対立した両者の家臣も二つの派閥に割れる訳ですから、お家(領土も含む)を二つに割る事になり、決して国力のプラスにはならず100%マイナスになるのにそんな事をするんですね。

また、家臣が煽りたてて後継者争いを産んでしまう事もありますね。

曹操の跡継ぎ争いなんかは正にこのパターンと思います。

曹操が賢明だったので国を割るという事はなかったですが、結果として曹植(ソウショク)一派の楊修(ヨウシュウ)が死んだり、その他の家臣も曹植同様飼い殺しになってしまいました。

これは人材の無駄遣いといえますね。

母親や家臣達に煽られて後継者に立候補するやつもバカですが、煽る方はもっとバカですね。

煽るのは欲にかまけてしまうから煽るんですよね。

母親は息子が後継ぎになり、君主として立ったら自分は絶大な権力をもちますし、家臣達は出世して良い生活ができるなんて考えるんでしょうね。

でもこれが国を滅ぼす原因になるという事まで考えれたら、こんなことは起きないはずなんですが…。

一番の理想は長男が後を継ぎ、他の兄弟は長男を支えて国を切り盛りするのが理想なんですが…。

ここで、「長男が凡庸やったらどうすんねん!」なんてツッコミが聞こえそうですが、私は2009年11月14日の記事「君主の資質」でも記載しました(ファンブログ版をご覧の方はリンクよりseesaa版に飛んでいただき、ご覧ください)通り、君主の能力は、時に邪魔になると記載しました。

私の考えでは、君主というのは変に能力を持っているんであればむしろ無能な方がいいと考えてます。

家臣達に優秀な人がそろっていればいいんです。

そうする事によってお家騒動もなく、国力を削ることなく乱世に立ち向かえると考えております。

ただ、中国の皇帝の場合は複雑で、この意見に合わない事がままあります。

それは中国の皇帝の周りにいるダニ、宦官(カンガン)の存在です。

彼らさえ厚遇しなければ、やはり君主は無能でも良い訳です。

ラベル:お家騒動
posted by たか at 02:11| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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