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2010年09月17日

石田三成の才覚

この所、幕末ネタ、三国志ネタばかりで、全く戦国時代ネタを書いてませんでした…。

という事で!!

強引にネタを作ってみました。

先日、何かのテレビで見ましたが最近の教科書には豊臣秀吉よりも石田三成の方が多く出てくるそうですね。

「へぇ〜」って思うのと同時に、「どうかしてるぜ!日本の歴史教科書!!」って思います。

まあ、関ヶ原の部分で多いんだと思うんですが…。

秀吉は三成の主君ですよ!

何故に負けるんだろう…。

秀吉は天下統一したし、太閤検地、刀狩り、利休の切腹、朝鮮出兵等々…。

教科書に取り上げられそうなネタも三成よりもかなり多いと思うのですが…。
(三成って朝鮮出兵と関ヶ原くらいでしょ?まあ、太閤検地にも絡んでますが、そこまで教科書で書くとは思えないし…)

この事実、私はほんとうに???ですね。

前置きはこれくらいにして…。

じゃあ、石田三成ってどういう男なんだろう…と考えた時、私にはあまり良いイメージがありませんね。
(多くの人もそうだと思いますが…)

秀吉の側近として、太閤検地等に関わり、かなりの頭の切れを発揮した男なんですが、その後はダメダメですね。

以前なにかの映画で(「梟の城」だったと思いますが…)三成がぼけてきた秀吉を上手い事使っているシーンを見た事がありますが、私のイメージも結構そんなところですね。

この人が崩れだすのは、恐らく秀吉の朝鮮出兵の頃からでしょうね。

この頃から加藤清正や福島正則といったいわゆる武断派の人達との溝が深くなっていきますし…。

この人のええ加減な対応が気になる所です。

明や朝鮮からの使者と秀吉の間に立って、どちらにもいい事を言い(要はちゃんと通訳をしないで話している事を捻じ曲げて場を取り繕うとした)、その結果、再度の朝鮮出兵となり、そこでも講和を進めようとするんですが、不調に終わってます。

三成から言わせれば「豊臣家の為にやった事」となるんでしょうが…。

私に言わせれば、「豊臣家の為を思うのであれば、一番やってはいけない事」です。

小手先の口車で盤石な講和を結べるわけがない。

すぐに再戦となりますよ普通。

また、武将としての才覚は…。

これがまたひどい。

関ヶ原の際も総大将は毛利輝元なんですが、実際の総大将は三成のようなものでした。

この時点で、もう関ヶ原は負けているんです。

三成の才覚云々以前に、全国的にも小規模の領土しか与えられていない大名が大大名達を動かすんですから…。

そういう立場であるにも関わらず三成は軍議で島津や他の大名が提案した夜襲を一蹴したり、その他の策も取り入れていません。

大名側からすれば、格下の大名に自分の提案を一蹴される訳です。

こら、やる気をなくしますよね。

しかも、戦の経験の少ない青二才に…。

本当に身の程をわきまえない男です。

また、関ヶ原にしても…。

大垣城に寄り美濃にて家康軍を食い止めるはずが、そこは攻城戦の苦手な家康。

あえて西に向かい、その動きをみた三成が決戦の地を関ヶ原と踏み、先に現場について有利な土地を占拠しようとして夜通し駆けて、先に到着、見事な迎撃の陣を敷きます。

ここも、武将としてダメな所なんですが…というか戦の経験のなさというか…。

まず、有利な地形を占拠するのは戦の常識ですが、夜通し駆けて早朝から戦というのは、かなり無理な話です。

人はサイボーグではないんですから…。

さらに軍議での態度から、積極的に協力してくれる大名をかなり減らしています。
(実際に戦の際、鶴翼の陣の右翼は全て家康に寝返り、島津は全く動かなかったですからね。)

これではどうあがいても勝てるわけがありません。

この一連の流れを見ると、この人は野戦の将としては最低ランクの武将だと言えますよね。

机上では正しい事も、実際にそれを実行するにはタイミングや条件によって正しくなくなる事もあるんですね。

そこが分かっていない、悲しき秀才ですね。

この石田三成を思うたびに、永田町に巣食う官僚達と全く同じだなと感じてしまいます…。

能力は認めるが、なんとなく好きになれない武将です。



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posted by たか at 02:58| Comment(0) | 戦国時代(日本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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